~誰でも作れる共立てスポンジの秘訣~ なぜこうするのか
共立てのスポンジについて、なぜこうするのか?という部分を解説していきます。
1、卵と砂糖を人肌(36℃)まで温めます。
なぜ温めるの?
①温めることで砂糖を溶かし全体に行き渡らせるため ②卵を温める事で泡立ち易くさせるため
以上の2つの意味があります。
温める際必ず泡立て器で混ぜながら行ってください。でないと、一カ所に熱がつきすぎて玉子焼になってしまいます。
2、ハンドミキサーで高速で泡立て最後1分ほど低速で混ぜる。
なぜ低速を1分するのか
①高速で泡立てることで、大きい気泡や小さい気泡等様々な大きさの泡があります。 その泡を低速で混ぜ、均一な大きさの泡にしています。
3、バターを一度60℃くらいまで温度を上げ、生地と合わせる
なぜ60℃まで上げるのか
①低い温度の溶かしバターでは少しトロトロしていて、混ぜる回数が増えてしまいます。 なので、少しでもサラサラですすぐに生地に馴染むよう高い温度にします
4、焼く前に生地を10センチ程の高さから落とす 焼きあがったらもう一度10センチ程の高さから落とす。
落とす理由
①焼く前に落とすのは、中の大きな気泡を抜くため
②焼いた後に落とすのは、生地の中の暖かい空気と外の冷たい空気を入れ換えしぼみにくくするため
いかがでしょうか?
わかりにくい部分はコメントを頂ければ返信させていただきます!
では最後までありがとうございました!
共立てスポンジ生地のレシピ
今回のレシピは
共立て(卵黄と卵白)の2つを合わせたまま作るスポンジです!
作り方はこちら↓
分量 (直径18㎝の丸型1台分)
・卵 150グラム(3個)
・グラニュー糖 90グラム
・薄力粉 90グラム
・バター 30グラム
作る前に!
・薄力粉はふるう
・型に紙を敷く
手順
1、ボウルに卵、グラニュー糖をいれ混ぜる。 人肌より少し暖かい湯せんにかけて、熱をつける。 同時にバターを湯せんにかけ、60度以上に温める。
2、36度になれば湯せんから外し、ハンドミキサーで泡立てる。
3、最後1分ほどは低速で混ぜる。
4、生地をすくい落すとリボン状に垂れるくらいまで泡立てる。
5、薄力粉をくわえ混ぜる。(粉が全体に行きわたるように) だいたい40回ほど
6、40度くらいの溶かしバターをヘラで受けながら加え全体に回るように混ぜる。
(バターをいれてからは、混ぜすぎ注意)
7、生地を型に入れ、10㎝ほどの高さから一度落とし空気を抜く。
上火180度 下火150度のオーブンで30分
焼きあがったらもう一度10㎝ほどの高さから落とし型から外して冷ます。
いかがでしょうか?
スポンジケーキの配合は基本的にはバターが1、砂糖と小麦粉が3、卵が5という比率でてきます。
このことを覚えておけば、レシピを見なくてもすぐ作れるようになれますよ!
また詳しく、なぜこうするのか等はまとめて書いていこうと思います。
もし分かりづらい部分があれば、コメント等頂ければ幸いです。
では、最後まで呼んでいただきありがとうございました!